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基本ルール Basic Rules

  • プレイ人数: 2-4人
  • プレイ時間: 15分
  • 対象年齢: 12歳から

このページの内容は、必要に応じて随時更新されます。 このページの更新頻度は製品に同梱されている取扱説明書のそれよりも高いため、図や例の有無を含めた体裁、文章の構造、ルールの内容が両者の間で異なる場合があります。

製品同梱の取扱説明書の最新版(revision 2022101900)準拠の文書へのリンク:

ルール|細則|バリエーションルール|よくある質問

このゲームをどのように遊ぶかについては、ゲーム開始時に参加者の間で合意が形成されていれば、印刷版のルールを優先する、最新の(このページの)ルールを優先する、あるいは独自の調整を行ったルールを採用するなど、どのように遊んでも構いません。

  • カードは徳、領域、属性の3種類のアイコンを持ちます。
  • 徳は光、美、理に、領域は昼、夕、夜、朝に、属性は神聖、鉱物、動物、技術、文化に分かれます。

  • 徳だけを持つ6枚(3種類2枚ずつ)のカードを椅子カード、領域と属性を持つ24枚のカードを文字カードと呼びます。文字カードの中で、さらに徳も併せ持つ6枚を君主カード、それ以外の18枚を家臣カードと呼びます。追加で、アイコンを持たない椅子カードと文字カードが1枚ずつ含まれます。
  • まず3/4人で遊ぶ場合について説明します。
  • 自由な方法で最初の親を決めます。親は、空白の椅子カードと空白の文字カードを避け(基本ルールでは使いません)、椅子カード6枚を裏向きでよく混ぜて重ね、全員の手の届くところに置いて山札とします。山札のそばの空間をと呼びます。各自の付近の空間を各々の手元と呼びます。
  • 続けて、文字カード24枚を裏向きでよく混ぜ全員に配り、持ち主だけが内容を確認できる手札とします。手札は3人なら8枚ずつ、4人なら6枚ずつ配り、最初のラウンドを始めます。

▲ゲーム中の様子の例(山札と場と個人の手元)

  • ラウンドのはじめに、親が山札の上から1枚を場に公開します。その後、親自身から始めて時計回りの順に、自分の手札に場の椅子カードと共通する徳アイコンを持つ君主カードがあるか確認していきます。条件を満たすカードを持つ最初の人が、そのカードを場の椅子カードに重ねて置きます。以後その人から始めて時計回りの順に手番を行います。
  • 手番が来たら、場に最後に置かれた文字カードに、後続する領域アイコンを持つ自分のカードを重ねて置くか、手番をパスして終えます。パスをしたら、そのラウンドでは以降の手番を飛ばされます

  • 領域アイコンは、昼→夕→夜→朝→昼→…の順に後続します。後続関係に従ってカードを重ねる際、どの領域から始まっても構いませんが、間を飛ばしたり、逆行したり、同じアイコンを連続させることはできません
  • いま置いたカードがその下のカードと同じ属性を持つ場合、最後に置いた文字カードに後続する領域アイコンを持つ自分のカードを重ねて置くことができます。カードをそれ以上出せなくなるか、出さないと決める、または異なる属性のカードを出すまで、任意の回数これを繰り返し、手番を終えます。
  • 誰かが家臣カードを出した後、残りの全員がパスをした、または誰も家臣カードを出さず、全員がパスをしたとき、ラウンドが終了します。
  • このラウンドで最後に家臣カードを出した人は、任意にもう一回手番を行うことができます。また、次のラウンドの親となって、場に出た全てのカードを獲得します。(詳しくは後述します)
  • それがいなければ、今回と同じ人が親となって次のラウンドに移ります。場のカードはそのまま残って、その上に次の椅子カードが重ねられます。このため、獲得するカードの中には椅子カードが複数枚含まれる場合があります。
  • 獲得した(すべての)椅子カードは自分の手元に置きます。文字カードは、重ね順を保ったまま上から1枚ずつ、次の手番順の人から始めて時計回りの順に、全員の手元に配って置いていきます。相手の手元に以前のラウンドで配られた家臣カードがあったら、その人に配る最初の1枚はその隣に置きます。同じラウンドの中で同じ人に2枚め以降が配られたら、その人に最後に配ったカードに重ねて置きます。ただし、君主カードを配る際は、家臣カードと分けて置きます。なお、手元に重ねられる家臣カードの領域は、3人で遊ぶ際は後続関係と一致し、4人の際は同種が連続し、2人の際は2種が交互に並びます。
  • カードを配り終わったら、次のラウンドに移ります。このとき山札がなければ、ゲームが終了します。
  • 手元の椅子カードと君主カードは得点になり、家臣カードは手番で自分のカードとして使うことができます。ただし、他のカードの下敷きになっているあいだは使えません
  • ゲームが終了したら、各自手元の椅子カードを1枚2点、君主カードを1枚1点、残った手札を1枚-1点として得点します。手元の家臣カードは±0点です。最も得点の大きい人が勝者です。
  • 椅子カードは使用せず、君主カードを山札にします。ゲーム開始時には、家臣カードのみを混ぜて6枚ずつ配り手札とします。
  • 残りの家臣カードは裏向きで家臣の山札にし、(君主カードの)山札の隣に置きます。
  • ラウンド開始時、親は山札を公開し、その相手は家臣の山札から1枚引いて手札に加えます。親から手番を始めます。
  • 場札を獲得したら、その中の(すべての)君主カードを自分の手元に置き、家臣カードを配ります。
  • 君主カードを1枚2点、残った手札を1枚-1点とします。

▲ゲーム中の様子の例(2人の場合)

ゲームデザイン, アート: はくし

テストプレイ協力: 和泉葛城, いもぎん, aki

初出: ゲームマーケット2022秋

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  • 最終更新: 2022/10/28 09:27
  • by kuupl