game:east_rune:rules:basic_rules

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基本ルール Basic Rules

  • プレイ人数: 2-4人
  • プレイ時間: 15分
  • 対象年齢: 12歳から
  • カードは徳、領域、属性の3種類のアイコンを持ちます。
  • 徳は光、美、理に、領域は昼、夕、夜、朝に、属性は神聖、鉱物、動物、技術、文化に分かれます。

  • 徳だけを持つ6枚(3種類2枚ずつ)のカードを椅子カード、領域と属性を持つ24枚のカードを文字カードと呼びます。文字カードの中で、さらに徳も併せ持つ6枚を君主カード、それ以外の18枚を家臣カードと呼びます。追加で、アイコンを持たない椅子カードと文字カードが1枚ずつ含まれます。
  • まず3/4人で遊ぶ場合について説明します。
  • 自由な方法で最初の親を決めます。親は、空白の椅子カードと空白の文字カードを避け(基本ルールでは使いません)、椅子カード6枚を裏向きでよく混ぜて重ね、全員の手の届くところに置いて山札とします。山札のそばの空間をと呼びます。各自の付近の空間を各々の手元と呼びます。
  • 続けて、文字カード24枚を裏向きでよく混ぜ全員に配り、持ち主だけが内容を確認できる手札とします。手札は3人なら8枚ずつ、4人なら6枚ずつ配り、最初のラウンドを始めます。

▲ゲーム中の様子の例(山札と場と個人の手元)

  • ラウンドのはじめに、親が山札の上から1枚を場に公開します。その後、親自身から始めて時計回りの順に、自分の手札に場の椅子カードと共通する徳アイコンを持つ君主カードがあるか確認していきます。条件を満たすカードを持つ最初の人が、そのカードを場の椅子カードに重ねて置きます。以後その人から始めて時計回りの順に手番を行います。
  • 手番が来たら、場に最後に置かれた文字カードに、後続する領域アイコンを持つ自分のカードを重ねて置くか、手番をパスして終えます。パスをしたら、そのラウンドでは以降の手番を飛ばされます

  • 領域アイコンは、昼→夕→夜→朝→昼→…の順に後続します。後続関係に従ってカードを重ねる際、どの領域から始まっても構いませんが、間を飛ばしたり、逆行したり、同じアイコンを連続させることはできません
  • いま置いたカードがその下のカードと同じ属性を持つ場合、最後に置いた文字カードに後続する領域アイコンを持つ自分のカードを重ねて置くことができます。カードをそれ以上出せなくなるか、出さないと決める、または異なる属性のカードを出すまで、任意の回数これを繰り返し、手番を終えます。
  • 誰かが家臣カードを出した後、残りの全員がパスをした、または誰も家臣カードを出さず、全員がパスをしたとき、ラウンドが終了します。このとき山札がなければ、ゲームが終了します。
  • このラウンドで最後に家臣カードを出した人は、任意にもう一回手番を行うことができます。また、次のラウンドの親となって、場に出た全てのカードを獲得します。(詳しくは後述します)
  • それがいなければ、今回と同じ人が親となって次のラウンドに移ります。場のカードはそのまま残って、その上に次の椅子カードが重ねられます。このため、獲得するカードの中には椅子カードが複数枚含まれる場合があります。
  • 獲得した(すべての)椅子カードは自分の手元に置きます。文字カードは、重ね順を保ったまま上から1枚ずつ、次の手番順の人から始めて時計回りの順に、全員の手元に配って置いていきます。相手の手元に以前のラウンドで配られた家臣カードがあったら、その人に配る最初の1枚はその隣に置きます。同じラウンドの中で同じ人に2枚め以降が配られたら、その人に最後に配ったカードに重ねて置きます。ただし、君主カードを配る際は、家臣カードと分けて置きます。なお、手元に重ねられる家臣カードの領域は、3人で遊ぶ際は後続関係と一致し、4人の際は同種が連続し、2人の際は2種が交互に並びます。
  • カードを配り終わったら、次のラウンドに移ります。
  • 手元の椅子カードと君主カードは得点になり、家臣カードは手番で自分のカードとして使うことができます。ただし、他のカードの下敷きになっているあいだは使えません
  • ゲームが終了したら、各自手元の椅子カードを1枚2点、君主カードを1枚1点、残った手札を1枚-1点として得点します。手元の家臣カードは±0点です。最も得点の大きい人が勝者です。
  • 椅子カードは使用せず、君主カードを山札にします。ゲーム開始時には、家臣カードのみを混ぜて6枚ずつ配り手札とします。
  • 残りの家臣カードは裏向きで家臣の山札にし、(君主カードの)山札の隣に置きます。
  • ラウンド開始時、親は山札を公開し、その相手は家臣の山札から1枚引いて手札に加えます。親から手番を始めます。
  • 場札を獲得したら、その中の(すべての)君主カードを自分の手元に置き、家臣カードを配ります。
  • 君主カードを1枚2点、残った手札を1枚-1点とします。

▲ゲーム中の様子の例(2人の場合)

ゲームデザイン, アート: はくし

テストプレイ協力: 和泉葛城, いもぎん, aki

初出: ゲームマーケット2022秋

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  • 最終更新: 2022/10/26 16:48
  • by kuupl