====== 基本ルール Basic Rules ====== * プレイ人数: 2-4人 * プレイ時間: 15分 * 対象年齢: 12歳から ===== このページの内容について ===== このページの内容は、必要に応じて随時更新されます。 このページの更新頻度は製品に同梱されている取扱説明書のそれよりも高いため、図や例の有無を含めた体裁、文章の構造、ルールの内容が両者の間で異なる場合があります。 製品同梱の取扱説明書の最新版(revision 2022101900)準拠の文書へのリンク: [[https://kuuri.net/wiki/doku.php?id=game:east_rune:rules:basic_rules&rev=1666770494|ルール]]|[[https://kuuri.net/wiki/doku.php?id=game:east_rune:rules:basic_rules:bylaws&rev=1666778960|細則]]|[[https://kuuri.net/wiki/doku.php?id=game:east_rune:rules:basic_rules:variant_rules&rev=1666834349|バリエーションルール]]|[[https://kuuri.net/wiki/doku.php?id=game:east_rune:rules:basic_rules:faq&rev=1666781876|よくある質問]] このゲームをどのように遊ぶかについては、ゲーム開始時に参加者の間で合意が形成されていれば、印刷版のルールを優先する、最新の(このページの)ルールを優先する、あるいは独自の調整を行ったルールを採用するなど、どのように遊んでも構いません。 ===== *カードの見方 ===== * カードは**徳、領域、属性**の3種類のアイコンを持ちます。 * 徳は**光、美、理**に、領域は**昼、夕、夜、朝**に、属性は**神聖、鉱物、動物、技術、文化**に分かれます。 {{ :game:east_rune:rules:fig_1.png?600 |}} * 徳だけを持つ6枚(3種類2枚ずつ)のカードを**椅子カード**、領域と属性を持つ24枚のカードを**文字カード**と呼びます。文字カードの中で、さらに徳も併せ持つ6枚を**君主カード**、それ以外の18枚を**家臣カード**と呼びます。追加で、アイコンを持たない椅子カードと文字カードが1枚ずつ含まれます。 ===== 1. ゲームの準備 ===== * まず3/4人で遊ぶ場合について説明します。 * 自由な方法で最初の親を決めます。親は、空白の椅子カードと空白の文字カードを避け(基本ルールでは使いません)、椅子カード6枚を裏向きでよく混ぜて重ね、全員の手の届くところに置いて**山札**とします。山札のそばの空間を**場**と呼びます。各自の付近の空間を各々の**手元**と呼びます。 * 続けて、文字カード24枚を裏向きでよく混ぜ全員に配り、持ち主だけが内容を確認できる**手札**とします。手札は**3人なら8枚**ずつ、**4人なら6枚**ずつ配り、最初のラウンドを始めます。 {{ :game:east_rune:rules:fig_2.png?400 |}} ▲ゲーム中の様子の例(山札と場と個人の手元) ===== 2. ラウンドの開始 ===== * ラウンドのはじめに、親が山札の上から1枚を場に公開します。その後、親自身から始めて時計回りの順に、自分の手札に**場の椅子カードと共通する徳アイコンを持つ君主カード**があるか確認していきます。条件を満たすカードを持つ最初の人が、そのカードを場の椅子カードに重ねて置きます。以後その人から始めて時計回りの順に手番を行います。 ===== 3. 手番 ===== * 手番が来たら、場に最後に置かれた文字カードに、**後続する領域アイコンを持つ**自分のカードを重ねて置くか、手番をパスして終えます。パスをしたら、そのラウンドでは**以降の手番を飛ばされます**。 {{ :game:east_rune:rules:fig_3.png?50|}} * 領域アイコンは**、昼→夕→夜→朝→昼→…**の順に後続します。後続関係に従ってカードを重ねる際、どの領域から始まっても構いませんが、**間を飛ばしたり、逆行したり、同じアイコンを連続させることはできません**。 * いま置いたカードが**その下のカードと同じ属性を持つ**場合、最後に置いた文字カードに**後続する領域アイコンを持つ**自分のカードを重ねて置くことができます。カードをそれ以上**出せなくなる**か、**出さないと決める**、または**異なる属性のカードを出す**まで、**任意の回数これを繰り返し**、手番を終えます。 ===== 4. ラウンドの終了 ===== * **誰かが家臣カードを出した後、残りの全員がパスをした**、または**誰も家臣カードを出さず、全員がパスをした**とき、ラウンドが終了します。 * このラウンドで**最後に家臣カードを出した人**は、任意に**もう一回手番を行うことができます**。また、次のラウンドの親となって、場に出た全てのカードを**獲得**します。(詳しくは後述します) * それがいなければ、今回と同じ人が親となって次のラウンドに移ります。**場のカードはそのまま残って**、その上に次の椅子カードが重ねられます。このため、獲得するカードの中には椅子カードが複数枚含まれる場合があります。 ===== 5. カードの獲得 ===== * 獲得した(すべての)**椅子カード**は自分の**手元**に置きます。**文字カード**は、重ね順を保ったまま上から1枚ずつ、次の手番順の人から始めて時計回りの順に、**全員の手元に配って置いていきます**。相手の手元に**以前のラウンドで配られた**家臣カードがあったら、その人に配る最初の1枚はその隣に置きます。**同じラウンドの中で同じ人に2枚め以降が配られたら、その人に最後に配ったカードに重ねて置きます**。ただし、**君主カード**を配る際は、家臣カードと分けて置きます。なお、手元に重ねられる家臣カードの領域は、3人で遊ぶ際は後続関係と一致し、4人の際は同種が連続し、2人の際は2種が交互に並びます。 * カードを配り終わったら、次のラウンドに移ります。このとき山札がなければ、ゲームが終了します。 ===== *手元のカードについて ===== * 手元の椅子カードと君主カードは**得点になり**、家臣カードは**手番で自分のカードとして使うことができます**。ただし、**他のカードの下敷きになっているあいだは使えません**。 ===== 6. ゲームの終了 ===== * ゲームが終了したら、各自手元の椅子カードを1枚2点**、君主カードを1枚1点、残った手札を1枚-1点**として得点します。手元の家臣カードは±0点です。最も得点の大きい人が勝者です。 ===== *2人で遊ぶ場合(3,4人用ルールとの違い) ===== * **椅子カードは使用せず****、君主カードを山札にします**。ゲーム開始時には、**家臣カードのみ**を混ぜて6枚ずつ配り手札とします。 * 残りの家臣カードは裏向きで**家臣の山札**にし、(君主カードの)山札の隣に置きます。 * ラウンド開始時、親は山札を公開し、**その相手は家臣の山札から1枚引いて手札に加えます**。親から手番を始めます。 * 場札を獲得したら、その中の(すべての)**君主カードを自分の手元に置き**、家臣カードを配ります。 * **君主カードを1枚2点**、残った手札を1枚-1点とします。 {{ :game:east_rune:rules:fig_4.png?400 |}} ▲ゲーム中の様子の例(2人の場合) ===== * クレジット ===== ゲームデザイン, アート: はくし テストプレイ協力: 和泉葛城, いもぎん, aki 初出: ゲームマーケット2022秋 ===== 関連ページ ===== * [[game:east_rune:rules:basic_rules:variant_rules|バリエーションルール Variant rules]] * [[game:east_rune:rules:basic_rules:bylaws|細則 Bylaws]] * [[game:east_rune:rules:basic_rules:faq|よくある質問 FAQ]] ---- 親ページ: [[game:east_rune:rules:start|イーストルーン ルール]]