BUNK!

マフィアになってカネを奪い合う、バッティングゲームを考えてみた。

金を賭けるじゃんけんみたいなもの。

解説

重さ

• 2から6人
• 10から20分

用意するもの

• チップ…たくさん。
• スタートプレイヤーマーカー…ひとつ。

準備

プレイヤーはぐるりと向かい合って席に着く。
人数の１０倍くらいのチップを用意し、全員の手の届くところに集める。
これを「バンク」と呼ぶ。
最初のスタートプレイヤーを決め、ゲームを始める。

ゲームの流れ

スタートプレイヤーが合図をしたら、プレイヤーは一斉にサインを出す。
スタートプレイヤーから時計回り順にサインの効果を処理していく。
すべてのプレイヤーが処理を終えたら、スタートプレイヤーの左となりのプレイヤーが、次のターンのスタートプレイヤーになる。
次のターンへ。

最初のスタートプレイヤーにもう一度スタートプレイヤーの立場が戻ってきたら、１ラウンド終了。
このとき、全てのプレイヤーは処分したチップを全てバンクに支払う。
ゲームは２ラウンド行う。

途中でチップをすべて失ったとしても、脱落とはならない。

勝利条件

２巡終わったところで、最も多くのチップを持っているプレイヤーが勝者となる。

サイン一覧

• 「要求」

  • 形：
    掌を表にして指を何本か立てる
  • 効果：
    バンクから指の本数分チップを受け取り、サインを取り下げる。
    他に同じサインを出しているプレイヤーがいた場合、一番少ない本数を出していたら受け取れる。
    そうでなければ、何もせずにサインを取り下げる。

• 「襲撃」

  • 形：
    何本かの指で他のプレイヤーを指す
  • 効果：
    サインを出した直後に、2チップをバンクに支払う。
    これができなければ、その場でサインを取り下げる。
    指差したプレイヤーから、指の本数分チップを受け取る。
    相手がその分のチップを持っていなければ、チップは受け取れない。
    相手が「護衛」のサインを出していたら、相手に指の本数分チップを支払う。
    いずれにせよ、そののちサインを取り下げる。

• 「護衛」

  • 形：
    胸の前で握りこぶし
  • 効果：
    サインを出した直後に、2チップをバンクに支払う。
    これができなければ、その場でサインを取り下げる。
    処理順が回ってきたら、何もせずにサインを取り下げる。

• 「処分」

  • 形：
    掌を裏にして指を何本か立てる
  • 効果：
    指の本数分だけ、手持ちチップを脇に重ね、サインを取り下げる。
    もし手持ちチップが指の本数より少なければ、何もせずにサインを取り下げる。
    重ねられたチップは、ゲーム終了時には手持ちとして数えられるが、それまでは手持ちチップとして使うことはできない。
    また、ここからチップを動かすことは、自分にも他のプレイヤーにもできない。

これは何か

2015年暮れごろにひねったゲーム。

できるだけコンポーネントの要らないゲームとして考えたもの。