ゲーム
セメントピア Cementopia
update: 2020-04-25 / release: 2020-04-25
プレイ人数 | 1 人 |
完成度 | リリース |
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概要
これは、アリスアセンブルのカードセットを使った1人用のパズルゲームです。 人形カードが互いに繋がるように場に並べていき、規定の条件を満たすネットワークを構築することに挑戦します。
使用するもの
- アリスアセンブルのカードセット
- 人形カード 32枚全て
- カウンターカード 4枚全て
準備

初期配置
人形カード32枚全てを裏向きにしてよく混ぜ、重ねておいて山札とします。 山札は手元に置いておきます。
人形たちは暗闇の中で、あなたの差配を待っています。
カウンターカード4枚全てを表向きにして並べます。 このさい、1~3番のカウンターカードは右下に4のアイコンが、4番のカウンターカードは右下に3のアイコンが来るようにします。 中心の数字がカウンターカードの番号、右下のアイコン数が、そのカウンターカードの表示値(カードを使用できる残り回数)です。
これは、あなたが人形同士の「つながり」を作るために使える有限の資源を表します。
山札から4枚引いて手札にします。 手札の内容はいつでも確認できます。
目の前の空間を場と呼びます。
ゲーム開始時に、山札から1枚引き表向きにして場に置きます。
場に人形カードを置く際は、必ず正位置(インデックスが上にくるような向き)で置きます。
以上で準備は完了です。
ゲームの流れ
基本
ゲームは手番を繰り返すことで進行します。
手番中、すべてのカウンターカードが裏向きになったら、ゲームが終了します。 場のカードの並びを見て、挑戦の成否を判定します。
また、手番でできることがなくなったら場合もゲームが終了し、あなたの挑戦は失敗となります。
手番の流れ
手番は、以下の流れで進行します。
- 〈人形カードの配置〉 手札から1枚選んで場に配置する
- 〈接続コストの支払い〉 カウンターの表示値を減らす
- 〈手札の補充〉 山札から1枚引いて手札に加える
〈人形カードの配置〉
手札から人形カードを1枚選び、場に置きます。
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有効な配置の例
人形カードを場に置く際には、場にすでに置かれたカードのいずれかと長辺で接するように置かなければいけません。
また、カード同士が重なり合うように置いてはいけません。
そのうえで、さらに以下のルールに従う必要があります。
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配置条件を表示
- 今置いたカードと、それに隣接するカードとは、「セル」が「接続」するように置く
- 「接続」した「セル」同士は、シンボルの有無が一致していなければならない
- 「接続」した「セル」の個数と対応する番号のカウンターが表になっていなければならない
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セルについて
ここで、「セル」とは人形カードの長辺の領域の一部のことです。 人形カードの長辺には、縦に並んだ5つの「セル」があります。
「セル」には、シンボルを持つものと持たないものがあります。
ある「セル」が、隣に置かれた人形カードの「セル」一つだけと隣り合うとき、そのセルは「接続」しているといいます。
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セルの接続について
シンボルを持つ「セル」はシンボルを持つ「セル」同士で、シンボルを持たない「セル」はシンボルを持たない「セル」同士で「接続」するように置かなければいけません。
今置いたカードが持つ「接続」した「セル」の個数を、**「接続数」**といいます。
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セルの接続数
今置いたカードが複数のカードと隣り合う場合は、そのいずれか1枚との間でだけ「セル」の「接続」を数え、「接続数」とします。 どのカードとの間で「接続」を数えるかは、任意に決めることができます。
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セルの接続数(選択可能な場合)
「接続数」は1~4の値を取ります。 この値と等しい番号のカウンターカードが表になっていなければ、今置いた人形カードは手札に戻さなければいけません。 そののち、〈人形カードの配置〉をやり直します。
手札の人形カードのどれについても、場に置ける場所がない場合、そこでゲームは終了します。 この場合、あなたの挑戦は失敗となります。
(厳密に言えば、同じ場所に同じカードを置くことを繰り返し試したり、カードの配置をいつまでも行わなければ、あなたの挑戦が失敗することはありません。 それらの行動に対するルール上のフォローはありません。)
〈接続コストの支払い〉
〈人形カードの配置〉の結果、1~4の値を取る「接続数」が必ず一つ得られます。
この「接続数」と等しい番号のカウンターカードを反時計回りに90度回し、表示値(カード右下のアイコン数)を1つ減らします。
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カウンターの表示値を減らす
もし、表示値を減らす前に表示値が1となっていた場合、カードを回転させる代わりに裏返します。 以後、ゲーム中そのカウンターカードは使用できません。
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カウンターを裏返す
以上が終わった時点で、すべてのカウンターカードが裏返しになっていたら、ゲームは終了し、「挑戦の成否判定」に移ります。
〈手札の補充〉
ゲームが終了していない場合、手番の終わりに、山札から1枚引いて手札に加えます。
(ゲームは必ず16手番以内で終わるので、山札が尽きることはありません。)
挑戦の成否判定
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ゲーム終了時の様子
ゲームが終了したら、場のカードの全てについて、**「隣接数」**を調べます。
「隣接数」とは、注目するカードの「セル」の少なくとも一つと「接続」しているカードの枚数のことです。 (この結果は、1~4枚のいずれかになります。)
- 「接続数」が1となるカードが2枚以下なら、その枚数が得点になります。
- 「接続数」が2となるカードが4枚以下なら、その枚数が得点になります。
- 「接続数」が3となるカードが6枚以下なら、その枚数が得点になります。
- 「接続数」が4となるカードが4枚以下なら、その枚数が得点になります。
上記の条件となる枚数を超過した場合、その「接続数」を持つカードは得点となりません。
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隣接数の算出と得点計算
まずは8点を目標に腕試しです。 10点を取ることはできるでしょうか? 12点取れたら称賛に値します!
繰り返しプレイして、自己ベストの更新を目指しましょう!
補足
導入ルールとして、なじめは**「接続数」が1となるカードが2枚を超えないこと**を目標としても良いでしょう。
更新履歴
2020-04-26
目標点数を調整
2020-04-25
ルールを公開